カードの書き方と表示
カードの文字に書ける記法(ふりがな・化学式・数式)と、それがどう表示されるかを説明します。選択部分(対象範囲)、画像、メモ、辞書の情報、読み上げ、AI を使う機能もここにまとめています。
記法のあらまし
カードの文字には、ふつうの文章のほかに3つの記法(決まった書き方)を混ぜられます。記法は文字のまま保存され、表示するたびに整えて描かれます。カードの編集画面の欄にそのまま打ち込めます。AI に作らせた取り込みデータにも同じ書き方を使います(取り込みデータの書き方)。
| 記法 | 用途 | 例 |
|---|---|---|
漢字《よみ》 | ふりがな(ルビ) | 公園《こうえん》 |
\ce{ … } | 化学式・イオン・反応式 | \ce{H2SO4} |
\math{ … } | 数式(分数・根号・積分など) | \math{\frac{1}{2}} |
場所ごとの表示のされ方
記法がきれいに組まれるのは、主にカード面と問題文です。行数の多い一覧や印刷では、軽い表示に置き換わります。
| 場所 | ふりがな | 化学式 | 数式 |
|---|---|---|---|
| カード面(カード形式で学ぶとき) | 漢字の上に小さく表示 | 本物の下付き・上付きで組む | 分数や根号を組んで表示 |
| 選択式などの問題文・選択肢 | 漢字の上に表示 | 組んで表示 | 組んで表示 |
| 一覧形式・カードの一覧・印刷 | 原則として表示せず、漢字だけ | H₂O のような添字の文字で表示 | 1行の文なら組んで表示。複数行の文では 1/2 のような平文の表記 |
| 読み上げ | よみで読む | 1文字ずつ読む(H 2 O) | 日本語で読む(2分の1、xの2乗) |
| 入力形式の採点 | 外して漢字だけで照合 | 並べた文字(H2O)で照合 | 平文の表記で照合 |
[[ ]] で囲む書き方は、取り込みのときだけ使う記法です。取り込みのときに選択部分(対象範囲)に変換されます。カードの編集画面で [[ ]] と打っても範囲にはならず、文字のまま残ります。編集画面では「対象範囲を指定」で範囲を選んでください。ふりがな《よみ》
漢字のすぐ後ろに 《よみ》 を書くと、その漢字の上にふりがなが付きます。青空文庫と同じ書き方です。《》は全角の二重山かっこです(「にじゅうやまかっこ」で変換できます)。
決まり
- 《 の直前に続いている漢字が、ふりがなの土台になります(「々」「〆」「ヶ」「ヵ」も漢字として数えます)。
- 土台がかな・英字・記号から始まるときや、土台の始まりをはっきりさせたいときは、土台の前に
|(全角)か|(半角)を置きます。 |と|が起点の印として働くのは、その後ろに《…》があるときだけです。後ろに《》がなければ、ふつうの文字として残ります(絶対値の|x|などが消えないため)。- 《 だけで 》 がないときは、記法として扱わず、そのまま文字として表示します。
- 直前に漢字がなく
|もないときは、ふりがなを付けずに、よみの文字をそのまま本文として表示します。
入力例と表示
| 入力 | カード面での表示 |
|---|---|
公園《こうえん》 | 「公園」の上に「こうえん」。 |
促成栽培《そくせいさいばい》で育てる | 「促成栽培」の上に「そくせいさいばい」。「で育てる」はそのまま。 |
東京都《とうきょうと》の人口 | 直前の漢字「東京都」がまとめて土台になり、上に「とうきょうと」。 |
|日本海《にほんかい》側 | 「日本海」の上に「にほんかい」。「側」は土台に含まれません。 |
の|南蛮《なんばん》貿易 | 「南蛮」だけにふりがな。| で始まりを示しています。 |
|ATP《エーティーピー》 | 英字の「ATP」の上に「エーティーピー」。英字はかならず | が要ります。 |
log|x-1| | 後ろに《》がないので、縦棒はそのまま表示されます。 |
あ《い》 | 土台になる漢字がないので、「あい」とふつうに表示されます。 |
化学式 \ce{ }
化学式は \ce{ と } で囲みます。囲んだ中の数字は自動で下付きになります。文の途中に混ぜても使えます。\ は半角のバックスラッシュです(日本語キーボードでは「¥」キーで出る場合があります)。
中の書き方
| 書きたいもの | 書き方 | 表示 |
|---|---|---|
| 原子の数 | 元素の後ろに数字:\ce{H2O} | 2 が下付きの H₂O |
| 係数 | 式の先頭に数字:\ce{2H2O} | 先頭の 2 はふつうの大きさ、後ろの 2 は下付き |
| イオンの電荷 | ^ の後ろに:\ce{SO4^2-}、\ce{Na^+} | SO₄²⁻、Na⁺(電荷は上付き) |
| 電荷を確実に区切る | 波かっこで囲む:\ce{Fe^{3+}} | Fe³⁺ |
| 下付きをはっきり書く | _ を使う:\ce{X_2}、\ce{X_{10}} | 下付きの 2、10 |
| 状態 | かっこで:(s) (l) (g) (aq) | ふつうの大きさのまま |
| 反応の矢印 | -> | → |
| 平衡の矢印 | <=> | ⇌ |
| 反応式 | \ce{2H2 + O2 -> 2H2O} | 2H₂ + O₂ → 2H₂O(+ や空白の後ろの数字は係数として扱います) |
入力例と表示
| 入力 | 表示と読み上げ |
|---|---|
水 \ce{H2O} | 「水 H₂O」。読み上げは「水 H 2 O」のように1文字ずつ。 |
硫酸イオンは \ce{SO4^2-} | 「硫酸イオンは SO₄²⁻」。 |
\ce{Ca(OH)2} | かっこの後ろの 2 が下付き。 |
\ce{ } で書きます。数式 \math{ }
数式は \math{ と } で囲み、中を LaTeX(数式の書き方の世界標準)で書きます。高校数学で使う分数・根号・積分・総和・上付き下付きなどに対応しています。外部のサービスは使わず、端末の中で組みます。
使える書き方
| 書きたいもの | 書き方 | 表示 |
|---|---|---|
| 分数 | \frac{1}{2}(\dfrac \tfrac \cfrac も同じ) | 2分の1 を縦に組んだ分数 |
| 平方根・累乗根 | \sqrt{2}、\sqrt[3]{x} | √2、3乗根の x |
| 上付き・下付き | x^2、a_n、2文字以上は x^{10} | x²、aₙ、x¹⁰(入れ子もできます) |
| 積分 | \int_0^1 f(x)dx(\iint \oint も可) | 積分記号の肩に上下の端 |
| 総和・総乗・極限 | \sum_{k=1}^{n}、\prod、\lim_{x \to 0} | 記号の上下に範囲 |
| 高さに合わせたかっこ | \left( … \right)、( ) [ ] | | | 中身の高さに合わせて伸びるかっこ・絶対値 |
| 関数名 | \log \ln \sin \cos \tan \exp \max \min など | 立体の文字(変数は斜体) |
| ギリシャ文字 | \alpha \beta \theta \pi \omega \Delta \Sigma など | α β θ π ω Δ Σ |
| 記号 | \times \div \pm \cdot \le \ge \ne \approx \equiv \to \Rightarrow \Leftrightarrow \infty \partial \angle \perp \parallel \circ \cdots | × ÷ ± ・ ≦ ≧ ≠ ≒ ≡ → ⇒ ⇔ ∞ ∂ ∠ ⊥ ∥ ° … |
| 立体の文字・日本語 | \mathrm{…}、\text{…} | 斜体にしない文字 |
| すき間 | \, \; \quad \qquad | 小さいすき間〜大きいすき間 |
| 四角の囲み | \boxed{2} | 角ばった四角で囲む(解法の番号など) |
| 角丸の囲み | \rboxed{(x+1)} | 角の丸い枠で囲む(注目させたい部分)。areko 独自の書き方です |
| 波かっこと説明 | \underbrace{…}_{説明}、\overbrace{…}^{説明} | 式の下(上)に波かっこと説明の文字 |
入力例と表示
| 入力 | 表示 |
|---|---|
面積は\math{\frac{1}{2}bh} | 「面積は」に続けて、2分の1 を分数で組み、bh を斜体で並べます。一覧の複数行の文などでは「面積は1/2 bh」。 |
\math{x^2+2x+1=(x+1)^2} | 2 が肩に乗った式。読み上げは「xの2乗…」のように日本語。 |
\math{\int_0^1 \frac{x^5}{(x^2+1)^4}dx} | 積分記号の下に 0、上に 1。中身は縦の分数。 |
\math{\sqrt{3}} | 根号の中に 3。 |
\math{\boxed{2}\ x^{3}=\underbrace{\rboxed{(x+1)}^{3}}_{1次式のカタマリ}} | 四角で囲んだ 2、角丸で囲んだ (x+1) の3乗、その下に波かっこと「1次式のカタマリ」。 |
\ で始まる語)は、その名前の文字がそのまま表示されます。ただの数字や短い式は、囲まずにふつうに書いてもかまいません。\math{ } で書いてください。$…$ や \( … \) の書き方が \math{ } に置き換わるのは、データを取り込むときだけです。記法を組み合わせる
1つの文の中で、ふりがな・化学式・数式を混ぜて書けます。
| 組み合わせ | できるか | 例 |
|---|---|---|
| 同じ文にふりがなと化学式 | できる | 水素《すいそ》 \ce{H2} |
| 同じ文に化学式と数式 | できる | \ce{H2O} の物質量は \math{\frac{9}{18}} mol |
| 化学式・数式の中にふりがな | できない | 中では《》は記法になりません。 |
| 数式の中に化学式 | 書かない | 化学式は \math{ } の外に、\ce{ } で書きます。 |
| 化学式・数式の上にふりがな | おすすめしない | |\ce{H2O}《みず》 のように書くと読み上げは「みず」になりますが、カード面の表示が崩れることがあります。 |
選択部分(対象範囲)と「選択部分だけ表示」
英文やフレーズの中の覚える語だけを指定しておく機能です。たとえば「proceed straight ahead」の「proceed」だけを対象にすると、問題では proceed が強調され、答えでは対応する訳の部分だけが伏せられます。
使えるようにする
選択部分は、レイアウトで「範囲指定を使う」をオンにしたカードセットで使えます。「チャンク(句)」「システム」の種類で作ったカードセットは最初からオンです。
- 本棚 › カードセット › 右上の歯車 › カードのレイアウトを開きます。
- 「表(おもて)」の「問題」をタップします。
- 「範囲指定を使う」をオンにします。
問題側の対象を選ぶ
- カードの編集画面で、問題(見出し)を入力します。
- 入力欄の下の「対象範囲を指定(任意)」を押します。
- 「対象範囲」の画面で、対象にする語をタップします。英文のように語が2つ以上あるときは、最初は「単語」ごとに選べます。「選び方」を「文字」にすると1文字ずつ選べます。
- 離れた場所をいくつ選んでもかまいません。もう一度タップすると外れます。選んだ結果が下に強調表示されます。
- 「完了」を押します。編集画面のボタンが「対象:(選んだ語)」に変わります。
指定をやめるときは、「対象範囲」の画面の左上の「対象なし」を押します。「ヒント(任意)」の欄もあります。
答え側の対応部分(穴埋め)を選ぶ
答え側(訳)にも、問題側の対象に対応する部分を指定できます。これには、答えの項目の「穴埋めできる」がオンになっている必要があります(「チャンク(句)」「システム」では最初からオン)。
- 答えの欄を入力します。
- 欄の下の「穴埋めを設定」を押します。
- 「穴埋め設定」の画面で、隠す部分をタップして選びます。
- 「種類」で「空所」「漢字穴埋め」「ふりがな」のどれかを選びます。「ヒント(任意)」も入れられます。
- 「完了」を押します。ボタンが「穴埋め: 「選んだ語」」に変わります。
指定をやめるときは「穴埋めなし」を押します。例文など、ほかの「穴埋めできる」項目でも同じ画面で穴を選べます。
答えとする範囲
選択部分のあるカードセットでは、学習を始める画面の出題形式の下に「答えとする範囲」が出ます。カードセットごとに記憶されます。
| 選択肢 | カードでの見え方 | 選択式・入力での扱い |
|---|---|---|
| 選択部分だけ(最初の設定) | 問題側は対象の語を強調します。答え側は全文を見せたまま、対応する部分だけを「____」で伏せ、タップやめくりで出します。 | 選択部分だけを答えます。選択式では選択肢も選択部分どうしで作られ、入力は穴埋めの形になります。 |
| 全範囲 | 強調も伏せ字もしません。ふつうのカードとして全文を答えます。 | 項目の全体を答えます。 |
選択部分だけ表示
「答えとする範囲」で「選択部分だけ」を選ぶと、その下に「選択部分だけ表示」(前後の文脈を隠す)のスイッチが出ます。最初はオフです。
- オンにすると、前後の文を隠して対象の語だけを表示します。対象が離れて複数あるときは、全角のすき間を空けて並べます。
- 表示されているのが全部対象なので、強調や「____」の伏せ字は使わず、ふつうのカードと同じようにめくって答えを見ます。
- 読み上げも、表示されている部分だけを読みます。
- カード形式・一覧形式・印刷のどれにも効きます。
選択部分を指定していないカードは、どの設定でもふつうのカードとして表示されます。
画像(問題側・答え側)
カード1枚に、画像を2枚まで付けられます。人物・絵画・地図などの写真を問題にしたり、参考書の解答欄や板書の写真を答えとして見せたりできます。
| 欄 | 出る場所 | 出るタイミング |
|---|---|---|
| 問題の画像(任意) | カードの上部。選択式などの問題文の上にも出ます。 | 問題と同時(出題の向きにかかわらず) |
| 答えの画像(任意) | カードの答えの下 | 答えを見せたときだけ |
- カードの編集画面を下へ進み、「問題の画像(任意)」か「答えの画像(任意)」の「画像を選ぶ」を押します。
- 写真ライブラリから画像を選びます。欄にプレビューが出ます。
- 変えるときは「画像を変える」、外すときは「画像を外す」を押します。
- 「保存」を押します。
画像は長い辺が1000ピクセルになるよう縮小して保存されます。答えの画像を付けた場合も、答えの欄の文字は必要です(答えは必須の項目です)。まとめて画像つきで取り込む方法は取り込みデータの書き方を参照してください。
メモ
カード1枚ごとに、自分なりの覚え方や間違えやすい点を書いておけます。メモは自分の端末の中だけで使うもので、学習中いつでも見返せます。
書く・直す
| 場所 | 操作 |
|---|---|
| 学習中のカード | 答えを表示すると、カードの上に「メモする」(書いてあれば「メモあり」)が出ます。押すと「メモ」画面が開きます。 |
| 一覧形式の学習画面 | 各行のメモのボタンから開きます。 |
| カードの一覧 | メモのある行に先頭2行が出ます。そこをタップすると開きます。 |
| カードの編集画面 | 「メモ(任意)」欄に直接書きます。 |
「メモ」画面では書き終えたら「保存」、やめるときは「キャンセル」を押します。中身を全部消して保存すると、メモなしに戻ります。どこで書いても同じメモです。
学習中の見え方
- メモのあるカードは、問題の右上にメモのアイコンが出ます。答えを出す前でも押せます。
- カードをタップして答えを表示すると、答えの下の情報欄のいちばん上にメモが出ます。
- メモや「AIにきく」の画面を開いている間は、制限時間のタイマーが止まり、その時間は答えるまでの時間に数えません。
発音記号・類義語・語源などの辞書の情報
英単語のカードでは、答えをタップして表示したときに、答えの下へ補足の情報が出ます。アプリに入っている辞書から引くので、通信はしません。
| ラベル | 出るもの | どこから |
|---|---|---|
| 発音 | 発音記号 | カードの「発音」の欄。空なら内蔵の辞書(英単語のカードセットのみ) |
| 品詞 | 品詞 | カードの「品詞」の欄(内蔵の辞書からは出しません) |
| 訳 | 補助の訳(1つ) | 内蔵の英和辞書。カードの答えにすでに入っている訳なら出しません |
| 類義 | 似た意味の語(最大6語) | 内蔵の類義語辞書 |
| 対義 | 反対の意味の語(最大6語) | 内蔵の類義語辞書 |
| 語源 | 接頭辞・語根などの成り立ち(日本語) | 内蔵の語源データ |
- 内蔵の辞書を引くのは、カードセット › 右上の歯車の「内容の種類」が「英単語」のカードセットだけです。「その他」では、カードの「発音」「品詞」の欄だけを出します(元素記号の「O」などが英単語として引かれないようにするためです)。
- 問題に選択部分があるときは、文全体ではなく対象の語で辞書を引きます。
- 情報が出るのは、カードをタップして答えを表示したときです。押している間だけ答えをのぞく操作では出ません。
- 引ける情報が1つもなく、メモもないカードでは、情報欄そのものが出ません。
使っている辞書データ(EJDict、WordNet など)の出典は設定 › ライセンス表記で確かめられます。
読み上げ
カードの右上にあるスピーカーのボタンで、文字を音声で読み上げます。問題側のボタンはいつでも、答え側のボタンは答えを表示してから押せます。
何が読まれるか
- 読み上げるかどうかは、レイアウトの項目ごとの「読み上げる」で決まります(項目の設定)。最初は、見出し・「読み」・「例文」が読み上げる設定で、「意味」(日本語訳)などは読みません。読まない面にはスピーカーのボタンが出ません。
- 文字がすべて半角の英字なら英語の音声、それ以外は日本語の音声で読みます。
- ふりがなはよみで、化学式は1文字ずつ、数式は日本語の読み方で読みます。
- 「選択部分だけ表示」がオンのときは、表示されている部分だけを読みます。
- 端末の消音スイッチ(マナーモード)がオンでも鳴ります。音楽を聞いているときは止めずに重ねて読みます。
自動で読み上げる設定
| 設定 | 場所 | 動作 | 既定 |
|---|---|---|---|
| 問題を自動で読み上げる | 学習を始める画面の出題形式の下(一覧形式のときは出ません) | 問題文が英語のときだけ、表示と同時に読み上げます。カードセットごとに記憶されます。 | オフ |
| 答えと同時に発音する | 設定 › カードの操作と表示 › 発音(カードセットごとにも変えられます) | 答えを表示したとき、その面が読み上げる設定なら自動で読みます。 | オフ |
| 読み上げの速さ | 同上 | スライダーで遅く〜速く。「試聴」で確かめられます。 | まん中 |
AIにきく
学習中のカードについて、語源・語呂合わせ・自由な質問を、手持ちの AI チャット(ChatGPT など)にたずねるための質問文(プロンプト)を作る機能です。アプリの中で AI が答えを作るわけではなく、作った質問文をコピーして AI に貼り付けて使います。アプリが外へ送信することはありません。
- 学習中にカードの答えを表示します。
- カードの上の「AIにきく」を押します。
- 上の欄に、いまの単語・意味・読み(カードの「発音」の欄)が出ます。
- 「語源」「語呂合わせ」「自由に質問」から選びます。「自由に質問」では「質問」欄に聞きたいことを書きます(例:似た単語との違いは?)。
- 「送るプロンプト」に出来上がった質問文が出ます。「コピー」を押すと写して画面が閉じます。「共有」でほかのアプリへ直接渡すこともできます。
- AI チャットのアプリを開き、貼り付けて送ります。
| 種類 | 質問文の中身 |
|---|---|
| 語源 | 語根・接頭辞・接尾辞に分けて、意味とのつながりや関連語も教えてもらう指示文+単語・意味・読み。 |
| 語呂合わせ | 日本語の語呂合わせを3つ作ってもらう指示文+単語・意味・読み。 |
| 自由に質問 | 「質問」欄の文+単語・意味・読み。欄が空なら「この単語について教えてください。」になります。 |
指示文を変える
設定 › 「AIにきく」の文言で、「語源の指示文」と「語呂合わせの指示文」を自分好みに書き換えられます。単語・意味・読みは、指示文の後ろに自動で付きます。「既定に戻す」で最初の文に戻せます。
AIで誤答を作る(試験的な機能)
選択式の問題の誤答(ダミーの選択肢)を、端末の中の AI(Apple Intelligence)に作らせる機能です。精度を調整中のため、最初はオフになっています。
使える条件
- iOS 26 以降で、Apple Intelligence に対応した端末であること。
- 端末の設定で Apple Intelligence がオンになっていること。
- 設定 › 試験的な機能 › AIでダミー選択肢を作るをオンにしていること。
条件を満たさない端末では、カードの編集画面に AI のボタンが出ません。
作り方
- カードの編集画面を開き、問題(見出し)と答えを入れます。
- 「ダミー選択肢」の欄の「AIでダミー選択肢を作る(ベータ)」を押します。
- 作られた誤答が並びます。AI が作ったものにはキラキラのアイコンが付きます。
- 内容を必ず確かめて、おかしいものは直すか、左にスワイプして「削除」します。手で直した誤答はアイコンが外れ、自分で入れたものとして扱われます。
- 「誤答を手で追加」で自分で足すこともできます。
- 「保存」を押します。
- 作り直すときは「AIで作りなおす(ベータ)」を押します。自分で入れた誤答は残り、AI の分だけが入れ替わります。
- 作る数は「カードセットの選択肢の数 − 1」(最低3つ)から、自分で入れた誤答の数を引いた数です(最低1つ)。
- うまく作れなかったときは「うまく作れませんでした。もう一度お試しください。」と出ます。
出題の向きとの関係
どちらの誤答を編集するかは、カードセットの出題の向きで変わります。
| 出題の向き | 欄の名前 | 中身 |
|---|---|---|
| 表→裏(ふつう) | ダミー選択肢(答えの誤答) | 答えと一緒に並ぶ、まちがった答え |
| 裏→表 | ダミー選択肢(用語の誤答) | 説明を見て用語を当てる問題で並ぶ、まちがった用語 |
保存した誤答は、選択式の問題で優先して使われます。足りない分や、誤答が空のカードは、これまでどおりカードセットの中のほかのカードから選択肢を作ります。「答えとする範囲」が「選択部分だけ」のときは、選択部分どうしで選択肢を作るため、保存した誤答は使いません。
よくある疑問
《》が入力できません。
日本語入力で「にじゅうやまかっこ」と打つか、「やまかっこ」から変換すると出ます。〈〉(一重)や <<>>(半角の不等号)では記法になりません。
ふりがなが一覧に出ません。
行数の多い一覧や印刷では、原則として漢字だけを表示します。ふりがなは、カード形式のカード面と、選択式などの問題文・選択肢で表示されます。
ふりがなが思った漢字より長く(短く)付きます。
《 の直前に続く漢字がすべて土台になります。ふりがなを付けたい部分の前に | を置くと、そこから始まります(例:の|南蛮《なんばん》貿易)。
入力形式で、よみ(ひらがな)を打ったら不正解になりました。
採点ではふりがなを外し、漢字の部分だけで照合します。答えが 東京《とうきょう》 なら、正解は「東京」です。
\ が打てません/¥ になります。
日本語キーボードでは「¥」のキーで \(バックスラッシュ)が出る場合があります。英字キーボードに切り替えると打ちやすくなります。全角の \ では記法になりません。
化学式の答えを入力するときは、どう打てばよいですか?
添字をふつうの文字として並べて打ちます。\ce{H2O} なら「H2O」で正解になります。
\ce{ } や \math{ } がそのまま文字で出てしまいます。
閉じかっこ } が足りないか、全角の文字(\や{})が混ざっている可能性があります。半角で打ち直してください。
$x^2$ のように書いたら数式になりませんでした。
カードの編集画面では \math{x^2} と書きます。$…$ が自動で置き換わるのは、データを取り込むときだけです。
行列や場合分けを書きたい。
いまは対応していません。式を分けて書くか、画像を付けてください。
数式が一覧で「1/2」のような表記になります。
一覧では、改行を含む複数行の文のとき、数式を平文の表記で表示します。1行の文なら組んで表示されます。カード面ではいつも組んで表示します。
編集画面に「対象範囲を指定」が出ません。
レイアウトの「範囲指定を使う」がオフです。カードのレイアウト › 問題でオンにしてください。問題の欄が空のときもボタンは押せません。
「穴埋めを設定」が出ません。
その項目の「穴埋めできる(例文など)」がオフです。カードのレイアウトで項目をタップしてオンにしてください。
「答えとする範囲」が学習の開始画面に出ません。
レイアウトの「範囲指定を使う」がオンのカードセットでだけ出ます。
答えが「____」で隠れて出てきます。
「答えとする範囲」が「選択部分だけ」で、答え側に対応部分が指定されているためです。カードをタップすると出ます。隠したくないときは「全範囲」にするか、「選択部分だけ表示」をオンにしてください。
問題を見ているときに発音記号や語源が出ません。
辞書の情報は、答えをタップして表示したときに出ます。押している間だけのぞく操作では出ません。また、「内容の種類」が「英単語」のカードセットでだけ内蔵の辞書を引きます。
自分のカードに入れた「語源」や「例文」の欄が、答えの下の情報欄に出ません。
情報欄に出るのは、メモ・発音・品詞・訳・類義・対義と、内蔵データの語源です。カードの「語源」「例文」などの欄は、この情報欄には出ません。
答え(日本語の意味)が読み上げられません。
「意味」は最初、読み上げない設定です。カードのレイアウトで答えの項目をタップし、「読み上げる」をオンにすると読みます。
英語なのに日本語の音声で読まれます。
文字の中に、半角の英字以外の文字(全角の英字や日本語など)が混ざっていると日本語の音声になります。英語の部分は半角で書いてください。
マナーモードなのに音が出ました。
読み上げは、ボタンを押して自分で求める音なので、消音スイッチがオンでも鳴るようにしています。効果音の設定とは別です。
「AIにきく」で答えが出てきません。
この機能は質問文を作るだけです。「コピー」してから、ChatGPT などの AI チャットに貼り付けて送ってください。
「AIにきく」の質問文はどこかへ送られますか?
アプリからは送りません。コピーや共有で、自分で選んだアプリに渡すだけです。
AI の誤答のボタンが出ません。
設定 › 試験的な機能 › AIでダミー選択肢を作るをオンにしても出ないときは、端末が iOS 26 以降の Apple Intelligence 対応機か、端末の設定で Apple Intelligence がオンかを確かめてください。問題と答えが空のときはボタンを押せません。
AI が作った誤答が正解と同じ意味でした。
精度を調整中の機能です。保存する前に必ず確かめ、正解に近すぎるものは直すか削除してください。
画像はどのくらいの大きさで保存されますか?
カードの画像は長い辺が1000ピクセルになるよう縮小して保存されます。細かい文字が読みにくいときは、必要な部分だけを切り抜いた写真を選んでください。
メモはほかの人に見られますか?
メモはカードと一緒に端末の中に保存されます。ただし「デッキを書き出す」で作ったファイルにはメモも含まれるので、人に渡すときは気をつけてください。