ウィークポイント
苦手な語を集めて、集中して復習する学び方です。苦手の3つの見方と、それぞれに入る基準、記録の消し方、復習のしかたを説明します。
ウィークポイントとは
本棚 › カードセット › 学習メニュー の「WEAK POINT/間違えた語だけ復習」のタイルから開きます。画面の題は「Weak Point」です。
タイル右上の「◯語」は、間違えた回数が残っている語(「よく間違える」に並ぶ語)の数です。0語のときはタイルの地紋と数字が薄くなります。
開くと、苦手な語の一覧が出ます。上のタブで並べ方(苦手の見方)を切り替え、画面下の「復習する」でそのまま学習できます。
3つのタブ
画面上部のタブは「よく間違える」「うろ覚え」「時間がかかる」の3つです。開いたときは「よく間違える」が選ばれています。一覧の上には「◯ 語 ・ 間違いの多い順」のように語数と並び順が出て、横の ⓘ には「よく間違える=間違えた回数が多い語。うろ覚え=記憶がまだ長持ちしていない語。時間がかかる=答えるまでに時間がかかった語。」と出ます。
| タブ | 入る語 | 並び | 右に出る数字 | 消し方 |
|---|---|---|---|---|
| よく間違える | 間違えた回数が1回以上残っている語 | 間違いの多い順 | 「◯回ミス」 | 「解決」「全部クリア」 |
| うろ覚え | 学習したが、まだ「覚えた語」になっていない語 | あやふやな順 | 「うろ覚え」「約◯日」など | 覚えれば自然に消える |
| 時間がかかる | 答えるまでの時間が記録されている語 | 回答が遅い順 | 「平均 ◯.◯秒」 | 「リセット」「全部クリア」 |
各行には、見出しと、その下に答えが1行で出ます。
よく間違える
間違えた回数が多い語を、多い順に並べます。右に「3回ミス」のように回数が出ます。
間違えた回数が増えるとき
- スマートレビューで「できなかった」・不正解になったとき
- 「結果を記録する」がオンのフラッシュカードで「できなかった」・不正解になったとき
- アクティブリコールで間違えたとき
「結果を記録する」がオフのフラッシュカードでは増えません。くり返しの周(「間違えた ◯ 語だけもう一度」)も記録しないので増えません。
この回数は、覚え直しても自動では減りません。自分で「解決」か「全部クリア」をするまで残ります。苦手だった履歴として残しておくためです。
うろ覚え
一度は学習(採点を記録)したものの、記憶がまだ長持ちしていない語を、あやふやな順に並べます。ここでいう「記憶の長持ち」は、いま復習しなくても思い出せる期間の目安(忘れにくさ)です。
- 忘れにくさが「覚えた語」の日数(既定21日。設定 › 記憶のしくみ で変更)より短い語が入ります。
- 右の表示は、忘れにくさが1日未満なら「うろ覚え」、1日以上なら「約◯日」です。まだ計算されていない語は「未学習」と出ます。
- 忘れにくさが短い(あやふやな)語ほど上に来ます。
このタブには「解決」や「全部クリア」はありません。復習して忘れにくさが「覚えた語」の日数に届くと、自然にこの一覧から外れます。
時間がかかる
思い出すのに時間がかかる語を、遅い順に並べます。正解していても、答えるのに時間がかかる語は、まだしっかり覚えていない可能性があります。右に「平均 4.2秒」のように時間が出ます。
何秒以上を出すか
このタブだけ、タブの下に「すべて」「3秒以上」「5秒以上」「10秒以上」の切り替えが出ます。選んだ秒数以上の語だけが並び、「復習する」もその語だけで行います。既定は「すべて」です。選んだ値はアプリが覚えていて、次に開いたときも同じです。
時間の計り方
| 形式 | 計る区間 |
|---|---|
| カード | カードが出てから、タップで答えを表示するまで(答えを見ずに判定したときは判定するまで)。メモやAIにきくを開いていた時間は除きます。 |
| 選択式・入力・複数選択・つづり・○× | 問題が出てから答えるまで(「わからない」を押したときも含みます)。 |
| 一覧の「1つずつ」 | その行に枠が来てから「答え合わせ」を押すまで。 |
- 暗記のめくり、自由にスクロールする一覧、制限時間切れの自動判定では計りません。
- 1回の時間は最大30秒として数えます(考えごとで手が止まった分が大きくなりすぎないように)。
- 表示される「平均」は、最近の答えを重く見た平均です。新しい1回の時間が3割、それまでの平均が7割の重みで混ざります。なので、速く答えられるようになると、だんだん数字が下がります。
記録を消す(解決・リセット・全部クリア)
1語ずつ消す
- よく間違える:行を左へスワイプして「解決」を押すと、その語の間違えた回数が0になり、一覧から消えます。
- 時間がかかる:行を左へスワイプして「リセット」を押すと、その語の答えるまでの時間の記録が消え、一覧から消えます。次に答えると、また記録が始まります。
全部クリア
「よく間違える」と「時間がかかる」のタブでは、語が1つ以上あるとき、画面右上に「全部クリア」が出ます。
- 右上の「全部クリア」を押します。
- 確認が出ます。「よく間違える」では「間違えた数をすべて0に戻しますか?」、「時間がかかる」では「回答時間の記録をすべてリセットしますか?」です。
- 「全部クリア」を押すと消えます。やめるときは「キャンセル」です。
解決・リセット・全部クリアで消えるのは、ウィークポイントの数字(間違えた回数・答えるまでの時間)だけです。次に出す日や学習ログは変わりません。
復習する
一覧に語があるとき、画面下に「復習する」が出ます。押すと、いま一覧に並んでいる語だけを範囲にした、フラッシュカードの開始画面が開きます。
- タブ(と「時間がかかる」なら秒数)を選び、復習したい語を一覧に並べます。
- 「復習する」を押します。
- フラッシュカードの開始画面で、形式を選びます。最初は「暗記」が選ばれています。テストしたいときは「カード」「選択式」「つづり」などに切り替えます。
- 「暗記を始める」または「はじめる」を押します。
- 範囲の「全部」は、一覧に並んでいた苦手な語です。「範囲を選ぶ」で、その中からさらに絞れます。
- 「結果を記録する」は最初オンです。記録すると、スマートレビューの予定や間違えた回数に反映します。
- ここで選んだ設定は、ふだんのフラッシュカードの「前回の設定」としては保存しません。
開始画面の使い方は フラッシュカード を見てください。
一覧に語が無いときは「ウィークポイントはありません」と出て、「復習する」は出ません。説明はタブごとに「間違えた語が集まるとここに出ます。」「うろ覚えの語が出てくるとここに並びます。」などです。
テスト対策のとき
学習メニューの上で「テスト対策」を選んでいるときは、ウィークポイントもテストの範囲の語だけを並べます。タイルの「◯語」も範囲内の数です。「全部クリア」で消えるのも、テストの範囲の語の記録だけです。くわしくは テスト対策 を見てください。
使い方のコツ
- まず暗記で見直す:「復習する」は最初「暗記」で開きます。苦手な語を眺め直してから、「カード」や「選択式」でテストすると効果的です。
- 解決は、できるようになってから:「解決」は、もう間違えないと自信がついた語にだけ使います。テストの直前に「よく間違える」を見直すと、自分の弱点リストになります。
- 「うろ覚え」は毎日のスマートレビューで減る:うろ覚えの語は、スマートレビューで思い出すたびに忘れにくくなり、やがて一覧から外れます。
- 「時間がかかる」は秒数で絞る:語が多いときは「5秒以上」などで絞ると、本当に手間取っている語だけを復習できます。
よくある疑問
間違えたのに、「よく間違える」に出ません。
「結果を記録する」がオフのフラッシュカードや、「間違えた ◯ 語だけもう一度」のくり返しの周では、間違えた回数を記録しません。また、「完全に覚えた」にした語は出ません。
タイルの数と、「うろ覚え」「時間がかかる」の語数が違います。
タイルの「◯語」は「よく間違える」の語数です。「うろ覚え」と「時間がかかる」は基準が違うので、語数も違います。
覚え直したのに、「よく間違える」から消えません。
間違えた回数は自動では減りません。もう大丈夫と思ったら、行を左へスワイプして「解決」を押してください。
「解決」すると、スマートレビューの予定も変わりますか?
変わりません。消えるのは間違えた回数だけです。次に出す日や学習ログはそのままです。
「うろ覚え」の語を一覧から消したいです。
「うろ覚え」は記憶の状態から自動で決まるので、手で消すボタンはありません。スマートレビューなどで思い出し、忘れにくさが「覚えた語」の日数に届くと外れます。
「時間がかかる」の時間は、正解した問題だけですか?
いいえ。正解・不正解に関係なく、答えるまでの時間を計ります。クイズ形式の「わからない」も含みます。
「時間がかかる」が空です。
カードやクイズ形式で答えると、時間の記録が集まります。暗記のめくりや、自由にスクロールする一覧では計らないので、それだけで学習しているときは空のままです。秒数を「10秒以上」などにしているときは、「すべて」にすると全部の記録が見られます。
「復習する」で出る語の数が、一覧と同じになりません。
「復習する」は、押したときに一覧に並んでいた語だけを使います。タブや秒数を変えると、並ぶ語も変わります。開始画面で「範囲を選ぶ」を使って絞った場合も、数が減ります。