テスト対策
小テストや定期テストの試験日と範囲を登録すると、そのカードセットに「テスト対策」モードが加わります。範囲の語だけで学び、本番と同じ条件の模擬テストで仕上がりを確かめられます。
テスト対策でできること
テスト対策は、カードセットの中の「試験に出る語」だけに学習をしぼる仕組みです。ふだんの学習(通常モード)とは別に、次のことができます。
範囲だけで学ぶ
アクティブリコール・フラッシュカード・スマートレビュー・ウィークポイントの4つの学び方が、そのまま試験範囲の語だけに絞られます。
残り日数と定着率を見る
試験日まであと何日か、範囲の語をどれくらい覚えているか(定着率)をいつも上に表示します。
模擬テスト
本番を想定した形式・問題数・制限時間・目標スコアで腕試しできます。前回の点と自己ベストが残ります。
記憶はひとつ
テスト対策で解いた結果も、ふだんの復習のタイミング(忘却曲線)に反映されます。二重に覚え直す必要はありません。
テストは1つのカードセットにつき1つ登録できます。登録済みのときは「テストを登録」の代わりに「テストを編集」が出ます。
テストを登録する
テストの登録は、カードセット画面のいちばん下にある「管理」から行います。
本棚 › カードセット › 管理 › テストを登録
登録の手順
- 本棚でカードセットを開き、画面を下までスクロールします。
- 「管理」の「テストを登録」をタップします(まだ登録していないときは「未登録 ・ 試験日や範囲を決める」と出ています)。「新しいテスト」の画面が開きます。
- 「名前」「試験日」「対策を始める」を決めます。
- 「出題範囲」の「範囲」をタップし、試験に出る語を選んで「この ◯ 語にする」を押します。
- 必要なら「模擬テスト(本番を想定した腕試し)」の条件を変えます。
- 右上の「保存」を押します。範囲を選ぶまでは「保存」は押せません。
「テスト」の各項目
| 項目 | 意味 | 既定値・選択肢 |
|---|---|---|
| 「名前」 | テストの呼び名。テスト対策画面の上、本棚のしるし、保護者向けのテスト状況などに表示されます。 | 「単語テスト」 |
| 「試験日」 | 本番の日。残り日数はこの日を基準に数えます。 | 登録した日の14日後 |
| 「対策を始める」 | 試験日の何日前から、カードセットを開いたときに最初から「テスト対策」を選んだ状態にするか。テスト対策そのものは、この時期より前でも登録した日から選べます。 | 「1週間前」「2週間前」「1ヶ月前」(既定)「2ヶ月前」 |
画面の説明にも「「テスト対策」は登録した日から選べます。ここで決めた時期からは、カードセットを開いたときに最初に出ます。」とあります。「1週間前」なら試験日の7日前から、「1ヶ月前」なら30日前から、開いたときにテスト対策が選ばれます。
出題範囲の選び方
「範囲」をタップすると「範囲を選ぶ」画面が開きます。テストの登録から開いたときは、最初から「範囲を指定」のタブが選ばれています。
- 「範囲を指定」タブ
- 「番号で範囲を指定」で「最初」と「最後」を選ぶと、その間の語が範囲になります。下に「No.1–50 / 50 語」のように語数が出ます。番号を自分で入れているカードセットでは、実際の番号(「101–150番」など)で選べます。
- 「出す単語(外すと除外)」
- 選んだ範囲の語が並びます。範囲に入れたくない語はチェックを外してください。外した語には取り消し線が付き、「◯ 語を除外中。この範囲の出題から外れます。」と出ます。「すべて戻す」で元に戻せます。
- 「絞り込む」タブ
- 番号ではなく、「何をやる」(「全部」/「未学習」)、「タグで絞る(任意・複数可)」、「分けて学習する」(決まった数ずつのまとまりから選ぶ)で範囲を作ることもできます。くわしくはフラッシュカードの範囲の選び方と同じです。
下の「この ◯ 語にする」を押すと範囲が決まり、「範囲」の右に「◯語」と出ます。
「模擬テスト(本番を想定した腕試し)」の条件
ここで決めた条件で、テスト対策画面の「模擬テスト」を受けられます。
| 項目 | 意味 | 既定値・範囲 |
|---|---|---|
| 形式 | 模擬テストの出題形式。並ぶのは「カード」「選択式」「入力」「複数選択」「つづり」「○×」「印刷」のうち、このカードセットのカード構造で出せるものだけです。形式ごとの違いは学び方の選び方と出題形式を見てください。 | 「カード」 |
| 「出題の向き」 | 「カード」「選択式」「入力」「印刷」を選んだときに出ます。見出しを見て答えるか、答えを見て見出しを答えるかを、カードの列名で選びます。 | カードセットの出題の向き |
| 「問題数」 | 1回の模擬テストで出す問題の数。範囲の語数より多くしたときは、範囲の語数が上限になります。 | 40問(5〜100問・5問きざみ) |
| 「制限時間」 | テスト全体の制限時間。時間になると、その時点で終わります。 | 「10分」(「なし」「5分」「10分」「15分」「20分」) |
| 「目標スコア」 | 合格ラインの正答率。これ以上なら結果が「目標クリア!」になります。 | 90%(50〜100%・5%きざみ) |
「通常」と「テスト対策」の切り替え
切り替えが出るとき
テストを登録すると、カードセット画面のいちばん上に「通常」「テスト対策」の切り替えが出ます。
| 時期 | 切り替え | カードセットを開いたときに選ばれているもの |
|---|---|---|
| テストを登録していない | 出ない | 通常 |
| 登録した日〜「対策を始める」の時期の前日 | 出る | 通常(自分で「テスト対策」に切り替えられます) |
| 「対策を始める」の時期〜試験日当日 | 出る | テスト対策 |
| 試験日の翌日以降 | 出ない | 通常 |
開いたあとに自分で切り替えた場合は、その画面にいる間はその選択が保たれます。いったん本棚に戻ってからまた開くと、上の表のとおりに選び直されます。
テスト対策画面の見方
「テスト対策」を選ぶと、カードセット画面の中身が次のように変わります。ふだんの「進捗」と「学習メニュー」の代わりに出ます。
- 「この試験」
- テストの名前、「あと ◯日(月/日)」、範囲の「定着率 ◯%」とそのバー、「範囲 ◯語」が出ます。定着率は、範囲の語ひとつひとつを「どれくらい長く覚えていられそうか」で0〜100%に換算した平均です(まだ一度も学んでいない語は0%)。考え方は定着度と同じです。
- 「模擬テスト」
- 「本番形式で腕試し」の行。形式・問題数・制限時間・目標が「カード・40問・10分・目標 90%」のように並び、受けたことがあれば右に「前回 ◯%」が出ます。
- 「テスト範囲で学ぶ」
- 4つの学び方のタイル。どれも範囲の語だけを扱います(次の節)。右上の「どれを使う?」で学び方の早見表が開きます。
- 「管理」
- 通常モードと同じです。「テストを編集」の行には「テスト名 ・ あと◯日」と出ます。
試験日当日は「あと 0日」と表示されます。
本棚での表示
「対策を始める」の時期から試験日当日までは、本棚でもそのカードセットにしるしが付きます。
- 本棚表示:表紙の左上に「あと◯日」(試験日当日は「本番」)。
- 一覧表示:カードセット名の下に「あと◯日・テスト名」(試験日当日は「本番日・テスト名」)。
「対策を始める」の時期より前は、テスト対策を選べても本棚にはしるしが出ません。
テスト範囲で学ぶ
テスト対策画面の「テスト範囲で学ぶ」には、ふだんの学習メニューと同じ4つのタイルが並びます。違いは、どれもテスト範囲の語だけを対象にすることです。タイルの右上の数字も範囲の中で数えます。
| タイル | テスト対策での動き | 右上の数字 |
|---|---|---|
| アクティブリコール(「繰り返しテストで暗記」) | 範囲の語をUnitに分けて、仕分け→暗記→テストで覚えます。進み具合は通常のアクティブリコールとは別に記録されます(後述)。 | 続きがあるときだけ「実施中」 |
| フラッシュカード(「範囲と形式を選んで学習」) | 範囲の語の中から、さらに範囲と形式を選んで学習します。 | 範囲の語数「◯枚」 |
| スマートレビュー(「忘れた頃に自動で出題」) | 範囲の語のうち、復習の時期が来ている語だけが出ます。学習ログには範囲が「指定範囲」と記録されます。 | 範囲内の復習どき「◯件」 |
| ウィークポイント(「間違えた語だけ復習」) | 範囲の語のうち、間違えたことのある語などが並びます。「全部クリア」も範囲の中の語だけに効きます。 | 範囲内の苦手「◯語」 |
それぞれの学び方の使い方は、アクティブリコール、フラッシュカード、スマートレビュー、ウィークポイントのページと同じです。
模擬テストを受ける
模擬テストは、登録した条件で本番を想定して受けるテストです。範囲の語から毎回ランダムに出題します。
本棚 › カードセット › テスト対策 › 模擬テスト › 本番形式で腕試し
開始前の画面
「本番形式で腕試し」をタップすると「模擬テスト」の画面が開き、条件を確認できます。
- 「このテスト」
- 「名前」「形式」「問題数」(「◯問(範囲からランダム)」)、「制限時間」、「目標スコア」。
- 「これまで」
- 受けたことがあるときだけ出ます。「前回」(点数と日付)と「自己ベスト」。
「模擬テストを始める」を押すと始まります。範囲の語が1語もないとき(範囲の語をすべて削除した場合など)は押せません。
テスト中
- 出題の画面は、選んだ形式のふだんのテスト画面と同じです。
- 制限時間があるときは、残り時間(「のこり ◯秒」など)が出ます。時間切れになると、その時点で終わります。
- 答えなかった問題は不正解として数えます。時間切れで数問しか答えていなくても、正答率は「出題した問題数」で割って計算します。
結果
終わると結果が出ます。
- 正答率が目標スコア以上なら「目標クリア!」、届かなければ「あと少し!」。
- 大きく正答率(◯%)、その下に「◯ / ◯ 問正解 ・ 目標 ◯%」と「自己ベスト ◯%」。
- 「もう一度(別の問題で)」を押すと開始前の画面に戻ります。もう一度始めると、範囲から新しくランダムに選び直します。
結果はどこに残るか
| 残るもの | 内容 |
|---|---|
| テストの成績 | 「前回」の点数と日付、「自己ベスト」。テスト対策画面の「前回 ◯%」、開始前の画面、保護者向けのテスト状況に使われます。 |
| ふだんの復習のタイミング | 1問ずつの正解・不正解は、スマートレビューの次に出る日(忘却曲線)に反映されます。画面にも「採点結果はスコアとして記録され、ふだんの学習(忘却曲線)にも反映されます。」とあります。 |
| ウィークポイント | 間違えた語は間違えた回数が増え、ウィークポイントに並びます。 |
| 今日の学習・連続日数 | 答えた問題数と正答率は、カードセット画面の「今日 ◯問・正答率 ◯%」と連続日数に数えられます。 |
テスト対策とアクティブリコールの関係
アクティブリコールは、通常モードとテスト対策モードで別々に進みます。一方で、語をどれくらい覚えているかという記憶は1つで、両方で共通です。
別々に記録されるもの
| 項目 | どう分かれるか |
|---|---|
| Unitの区切り方(覚える数・ランダムかどうか・ランダムの並び) | テストごとに持ちます。テスト対策側で覚える数を変えても、通常側の区切りは動きません。逆も同じです。設計画面では見出しが「このテストの覚える範囲」になり、「このテストだけの設定です。通常のアクティブリコールとは別に決められます。」と出ます。 |
| 学習ずみのUnit・途中の続き | テスト対策で学習したUnitは、テスト対策側だけで「学習済み」になります。途中でやめた続きも、テスト対策側から開いたときだけ出ます。 |
| 学習回数 | テスト対策のUnit一覧には「◯回」の学習回数は出ず、最終学習日だけが出ます。テスト対策で範囲を終えても、通常側の学習回数は増えません。 |
| 「最初からやり直す」 | やり直した側の進み具合だけが消えます。通常側をやり直してもテスト対策側の進みは残り、テスト対策側をやり直しても通常側は残ります。 |
新しくテストを登録したときの覚える数とランダムは、その時点の通常のアクティブリコールの設定を写して始まります。そのあとは別々に変えられます。
共通のもの
- 記憶(次に出る日・定着):テスト対策で覚えた語は、通常モードのスマートレビューでも「覚えている語」として扱われます。
- 「完全に覚えた」:どちらで付けても、両方に効きます。
- スマートレビュー・ウィークポイントの記録:間違えた回数なども共通です。
- 出題の流れの設定:仕分け・ステップ・まとめテスト・最終テスト・テストの形式などは共通です。テスト対策側の設計画面で変えると、通常側にも効きます。
やること一覧での見分け方
テスト対策で始めたアクティブリコールの続きは、本棚のやることに、カードセット名の横に「テスト対策」の札を付けて並びます。同じカードセットの通常の続きと見分けられます。
試験が終わったら
試験日の翌日になると、テストは「終了」の扱いになります。
- カードセット画面の「通常」「テスト対策」の切り替えが消え、通常モードだけになります。
- 本棚の「あと◯日」のしるしも消えます。
- 「管理」の行は「テスト名 ・ 終了(ベスト◯%)・ 次の試験日を入れて再開」になります。模擬テストを受けていなければ「記録なし」と出ます。
- テストのデータ(範囲・模擬テストの条件・自己ベスト)はそのまま残ります。
- テスト対策で覚えた語の記憶は消えません。通常モードのスマートレビューで引き続き復習されます。
次の試験に使う・延期する
「テストを編集」で試験日を先の日付に変えると、またテスト対策を選べるようになります。範囲や条件はそのまま次の試験に使えます。試験が延期になったときも、試験日を変えるだけで済みます。
テストの編集・削除
編集する
本棚 › カードセット › 管理 › テストを編集
「テストを編集」の画面で、名前・試験日・対策を始める時期・範囲・模擬テストの条件をすべて変えられます。変えたら「保存」を押します。
- 範囲を変えるときは、「範囲」をタップして選び直します。「範囲を選ぶ」画面は前回の選択を復元せず、最初の状態から開きます。「キャンセル」で閉じれば、範囲は前のままです。
- 範囲を変えても、テスト対策側のアクティブリコールですでに並んでいる語の順番は保たれ、新しく加えた語は後ろに付きます。
削除する
- 「テストを編集」を開きます。
- いちばん下の「このテストを削除」を押します。
「覚えた・習得をリセット」との関係
カードセット画面右上の「…」にある「覚えた・習得をリセット」は、全カードの「覚えた」と学習記録を消して最初からやり直す操作です。このとき、通常側とテスト対策側の両方のアクティブリコールの進みと、途中の続きも一緒に消えます。テスト自体(名前・試験日・範囲・模擬テストの成績)は残ります。
よくある疑問
「通常」「テスト対策」の切り替えが出てきません。
テストを登録していないか、試験日が過ぎています。カードセット画面の「管理」で「テストを登録」(または「テストを編集」で試験日を今日以降に)してください。試験日を今日より前の日付にして保存した場合も、すぐ「終了」扱いになり切り替えは出ません。
テストを登録したのに、開くと「通常」になっています。
「対策を始める」で決めた時期より前だからです。その時期までは「通常」で開きますが、上の切り替えで「テスト対策」を選べばすぐ使えます。毎回テスト対策で開きたいときは、「対策を始める」を早め(「2ヶ月前」など)にしてください。
テストを2つ以上登録できますか。
1つのカードセットに登録できるテストは1つです。別の範囲で別の試験を管理したいときは、試験が終わってから試験日と範囲を変えて使い回すか、カードセットを分けてください。
テスト範囲を通常の学習と分けると、二度覚えることになりませんか。
なりません。分かれているのはアクティブリコールの「どこまで進んだか」だけで、語ごとの記憶は1つです。テスト対策で覚えた語は、通常モードのスマートレビューでも覚えている語として扱われ、忘れた頃に出題されます。
テスト対策でアクティブリコールを進めたら、通常のアクティブリコールの「学習済み」が増えません。
仕様です。通常側とテスト対策側は進み具合を別々に記録するので、テスト対策で学習したUnitは通常側では「未学習」のままです。ただし語の記憶(次に出る日・定着)は共通なので、テスト対策で覚えた語はスマートレビューでも覚えている語として扱われます。
テスト対策の設計画面で出題の流れを変えたら、通常のほうも変わりました。
出題の流れ(仕分け・ステップ・まとめテスト・最終テスト・テストの形式など)は通常とテスト対策で共通だからです。テストごとに別にできるのは「このテストの覚える範囲」(覚える数とランダム)だけです。
模擬テストの問題数が、設定した数より少なくなります。
テスト範囲の語数が問題数より少ないときは、範囲の語数が上限になります。範囲を広げるか、問題数を減らしてください。
模擬テストで時間切れになりました。点数はどうなりますか。
答えた問題だけを採点し、答えていない問題は不正解として数えます。正答率は「出題した問題数」で割るので、途中で時間切れになると点数は低めに出ます。
模擬テストを受けると、ふだんの学習に影響しますか。
影響します(よい意味で)。模擬テストの1問1問も思い出す練習なので、正解・不正解はスマートレビューの次に出る日に反映され、間違えた語はウィークポイントに入ります。今日の問題数・正答率と連続日数にも数えられます。
模擬テストの結果が学習ログに出てきません。
模擬テストは学習ログには行を残しません。成績はテスト対策画面の「前回 ◯%」や、模擬テストの開始前画面の「これまで」(前回・自己ベスト)で確認できます。
自己ベストを0に戻したい。
自己ベストだけを消す操作はありません。テストを削除して登録し直すと、成績のない状態から始められます(削除するとテスト対策側のアクティブリコールの進みも片付けられます)。
試験が終わったテストは消したほうがいいですか。
消さなくても困ることはありません。試験日を過ぎると切り替えもしるしも消え、ふだんの画面に戻ります。次の試験で同じ範囲を使うなら、残しておいて試験日だけ変えるのが手軽です。
テスト範囲にあとから追加したカードが出ません。
範囲は選んだ時点の語のリストとして保存されるためです。「テストを編集」で範囲を選び直してください。
テストを登録したのに、通知に「あと◯日」が出ません。
通知のカウントダウンは、テストの登録とは別の設定です。カードセット設定(カードセット画面右上の歯車)の「通知」で「試験日のカウントダウン」をオンにして試験日を入れ、さらに「設定 › 通知」で「通知を使う」をオンにしてください。
ウィークポイントの「全部クリア」をテスト対策で押すと、範囲外の記録も消えますか。
消えません。テスト対策から開いたウィークポイントでは、「全部クリア」はテスト範囲の語だけに効きます。